作業療法士
作業療法士とはこんな資格です
作業療法士は、「理学療法士及び作業療法士法」にもとづく国家資格です。OT(Occupational Therapist)と呼ばれることもあります。作業療法とは、同法において『身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせること。』とされています。
作業療法士の資格はこうして取得します
作業療法士となるには、養成校(大学・短大・専門学校など)において、作業療法士になるために必要な知識や技術を3年以上で習得し、国家試験に合格する必要があります。 (年1回、概ね3月初旬に厚生労働省が実施)
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介護現場ではこんな仕事をしています
作業療法士は、こんな場所で活躍しています。
- 医療機関
- 総合病院や一般病院、大学病院、診療所、訪問看護ステーションなどの医療機関です。
- 高齢者福祉施設
- 特別養護老人ホーム、老人保健施設、デイケアサービスセンターなどの高齢者施設です。
- 児童福祉・
障害者福祉施設 - 肢体不自由児・重症心身障害児施設や、支援学校、通所施設などの福祉施設です。
- 福祉行政機関
- 保健所や保健センターなどの行政機関です。
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資格取得後はこんな活躍をしています
作業療法士(OT)は、日常生活動作をはじめ、手工芸、絵画、陶芸、織物、木工、ゲームなどの作業活動を通じて、体だけでなく心に障害を持つ人、発達時期に障害のある子どもなど、生活に障害のあるすべての人にかかわります。